ヘアカラーの仕組みと何故ダメージするのか!!

こんにちは!

表参道の美容室BLESSでスタイリストをしている野中です!

初めてこちらのブログを読まれる方にはまずこちらの自己紹介を読んで頂けると嬉しいです!

野中健太朗とはどんな人?

 

現在の日本ではかなり多くの方がカラーをしていると思います!

なので、簡単にでもカラーの仕組みとなんでダメージをするのかを知って頂ければなと思い今回の記事を書きました!

カラーといっても種類が大きく分けて2つあります。

アルカリカラー

一般的に言われているカラーとはこのアルカリカラーの事。髪を明るくしたりできるカラー

マニキュア、塩基性カラー

こちらは髪の毛の表面にくっついて色を着けるカラー。なのでこちらは明るくする事ができずに、加色をする事しかできません。

今回はこのアルカリカラーの事を書いて行きます。

カラーの仕組み

まず髪の毛は通常画像の左側の様な状況で、キューティクルが閉まっています。

このキューティクルが閉まっていてはカラー剤は中に入っていけません。

ここで必要になってくるのがアルカリ剤

髪の毛がアルカリに傾く事で画像の右の様にキューティクルが開きます!

なのでカラー剤の中にはアルカリ剤が含まれています。

次に過酸化水素が髪の中にあるメラニンを壊して行きます

画像の様に髪の中のメラニンを壊して染料を入れて発色します。

髪を明るくすればするほど、元のメラニンのが少なくなってきます。

 

アルカリ剤でキューティクルを開き、過酸化水素の反応でメラニンを壊して明るくして、そこに染料が入って染まっていくって感じですね!

すごく簡単に言うと!

で、なんでカラーをするとダメージするのか、

 

明るくするにあたってメラニンを壊さなきゃいけないって事はわかったと思うのですが、メラニンを壊すと同時にタンパク質も壊してしまうんです。

なので明るくすればするほどダメージをしてパサついてきてしまうんです。

またアルカリ剤でキューティクルを開いたと思うのですが、シャンプーしたからと言ってすぐに閉まるものでも、ありません。

だんだんと弱酸性に戻って行って閉まって行きます。

キューティクルが開いていると髪の栄養も一緒に出て行ってしまうんです。

なので、パサつきダメージを感じます。

また染料も出て行ってしまうので、カラー後の自宅でのシャンプーが大切だと美容師は言うのです!

まだ安定してない状態で、市販の洗浄力の強いシャンプーで洗っていたら尚更栄養と染料を出していってしまいます!

BLESSでは、後処理として、しっかり弱酸性に近づけるように処置をして、ダメージと色持ちを考えて施術させて頂いております!

最後に

 

髪は死滅細胞なので、一度ダメージした髪はトリートメントをした所で元には戻りません!

ダメージをしないアルカリカラーは存在しません。

微アルカリカラー、低アルカリカラーなどもありますが、こちらもダメージをしない訳ではありません。

 

否定的な言葉ばかり並べていますが、カラーをするなと言っている訳ではありません!

オシャレをする上で今では欠かせないカラー

僕もカラーが大好きです!なので、こういった事を踏まえてカラーを楽しんでもらえたらなと思っております!

でもどうしたらベストなの?って思われますよね?

毎回毎回毛先まで染めていたらやはりダメージはしてしまいます。

なので、根本だけ染めるリタッチを毎月カラーされる方なら2回に一回はリタッチにしてあげるなどの方法もいいですね!

でも毛先の退色が気になっているのであれば毛先までカラーした方がいいと僕は思います。

やはり退色していると、パサついて見えたり綺麗ではないですよね!

なので、美容室にいったのであれば綺麗になって頂きたいので、僕は毛先まで染めさせて頂きます。

なので、なるべく退色させない様にシャンプーをいいものを使って長く髪色を楽しんでもらってカラーの頻度を下げてあげる事がベストだと思います!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

一緒に長く楽しめるヘアカラーを考えていけたらなと思います!

 

こちらのホームページからネット予約もできますよ!